JFE商事テールワン株式会社

テールアルメ工法の総合サイト TERRE ARMEE.COM

補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアルの第4回改訂版が平成24年8月に発刊されたのに伴い、技術情報の見直しを行っております。
以下の資料は第3回改訂版(旧版)の内容です。予めご了承ください。

部材・施工

Q1. 1日当りの施工量はどの程度ですか?

施工の環境により異なりますが、一般的には壁面積15m2~25m2の施工が可能です。技術情報ライブラリ内の「テールアルメ工法標準歩掛り」を御参照下さい。

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Q2. 施工方法と治具を教えて下さい。

施工手順は、壁面材(スキン)組立て、補強材(ストリップ)敷設、盛土材のまき出し、敷均し、盛土材の締固めの繰り返しが基本です。また使用治具も特別なものは使用しません。詳細については、「施工方法」や技術情報ライブラリ内の「施工要領書」を御覧ください。

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Q3. 足場は必要ですか?

テールアルメ自体の施工は、すべて盛土側からの作業になるため足場は不要です。テールアルメ天端に現場打ちの笠コンクリートを打設する場合は足場が必要ですが、専用足場(テールアルメ天端処理工用仮設足場 TAフック・TAブラケット)により簡易に設置が可能です。詳細は技術情報ライブラリ内「仮設足場工」を御覧ください。

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Q4. 排水対策について教えて下さい。

現場の地形にもよりますが、一般的には盛土内の排水として、掘削のり面に暗渠排水工を、テールアルメ基底部に間隙水圧の上昇を防ぐための砕石層(排水ブランケット層)を、壁背面に砕石によるフィルター層を設けています。テールアルメ外周部はテールアルメ内部に降雨等が浸透しないよう、また基礎部、上載盛土ののり尻部が洗掘されないように適切な遮水工、排水工を設けるようにします。また沢地形のような箇所では流下水が集まりやすいため、流量に応じた横断管、縦断管などの通水設備を設置します。技術情報ライブラリ内の「テールアルメ工法における排水工」も御覧ください。

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Q5. 施工歩掛りを教えて下さい。

国土交通省土木工事積算基準に補強土壁工(テールアルメ工)の歩掛りが記載されています。また技術情報ライブラリ内の「テールアルメ工法標準歩掛り」に規模、施工環境に応じた歩掛りが記載されていますのでそちらも御覧ください。

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Q6. 設計計画と異なる地盤の場合の対処方法を教えて下さい。

実際の地盤が設計時に推測していたものと異なる場合は、実際の地盤がどのような土性か確認し、所定の安全率を確保できるか検証(円弧すべり検討、沈下検討)します。安全率を確保できない場合は、補強領域を拡大(補強材長の延長)するか、地盤改良を施すかといった対策工が必要です。

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Q7. 施工機械を教えて下さい。

部材仮置き、壁面材(スキン)組立用のクレーン、盛土材のまき出し・敷均し用のブルドーザー、バックホウ、盛土材の締固め用のローラー、コンパクターが標準的なものです。詳細については、技術情報ライブラリ内「施工要領書」を御覧ください。

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Q8. 施工管理について教えて下さい。

基礎コンクリートの出来形管理、盛土材料の締固め管理、壁面材(スキン)の組立て管理を行います。技術情報ライブラリ内の「施工管理と施工のポイント」も御覧ください。

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Q9. 出来形の許容値について教えて下さい。

テールアルメは通常のコンクリート擁壁と異なり、比較的地盤の変形に追随する柔軟な土構造物です。よって出来形に対してもある程度大きな許容値を設けており、垂直度については鉛直線に対して壁高の3%、あるいは30cmです。施工完了後の残留沈下の目標値は、橋梁、高架の接続部にある場合は10~20cm、それ以外の場合は15~30cmとしています。

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Q10. 維持管理について教えて下さい。

第3回改訂版マニュアルには、維持管理内容について詳細が示されており、点検・保守、補修・補強対策などの考え方が記載されています。地震や衝突などの予期せぬ災害や長期に及ぶ共用により壁面材(スキン)が損傷した場合は補修が必要となる場合があります。損傷の規模が軽微な場合は、モルタルや樹脂系の補修材を使用します。損傷が大規模な場合は、事前に薬注し盛土を固化させた後、壁面材を除去し補修する方法等があり、実物件にて試験的に行われたこともあります。

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Q11. 基礎の形状について教えて下さい。

テールアルメの基礎は、壁面材(スキン)を設置するための均しコンクリート程度の通常基礎と基礎フーチングの2種類があります。通常基礎は幅40cm、高さ20cmの無筋コンクリートで、基礎フーチングは岩着することを条件として設置され、掘削量の低減、テールアルメの壁高調整による施工性の向上を目的としています。

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Q12. 仮設工事用の部材はありますか?

あります。通常の部材は長期の耐久性を考慮して防食(亜鉛めっき)を施し、また設計においては腐食代を見込んでいますが、仮設の場合は長期の耐久性は必要ないため、黒皮部材、また設計に腐食代を見込まないことで、より経済性のある工法として適用できます。

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Q13. 壁面に模様や緑化を施せますか?

壁面材(コンクリートスキン)には標準で5種類のデザインがあります。また独自のレリーフ(彫刻)も施すことができ、周辺環境に調和した演出が可能です。また壁面緑化も、蔦をはわせたり、壁面材から草を出したり、緑化テールアルメ工法(テラヴェール)を適用することにより可能です。

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Q14. 補強材(ストリップ)の耐久性について教えて下さい。

テールアルメの補強材(ストリップ)は鋼材で、その防食法は、通常亜鉛めっきを施すとともに1~2mm程度の腐食代を見込むことで対処しています。補強材と類似した腐食環境で、同様に鋼材であるコルゲートパイプや鋼ぐいの腐食の調査は、国内外で多数行われており、鋼材の腐食のメカニズムや、その腐食率が証明されており、耐久性に対する信頼性は非常に高いといえます。技術情報ライブラリ内の「テールアルメの耐久性」も御覧ください。

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Q15. テールアルメの部材にはどんなものがありますか?

テールアルメに用いられる部材は、壁面材(スキン)、補強材(ストリップ)、ボルト・ナット、水平目地材、透水防砂材です。サイト内の「テールアルメとは?」の構成を御覧ください。