【概要】

テラセル（グランドセル）マットレス工法は、テラセル（グランドセル）と砕石とのせん断抵抗により、テラセル（グランドセル）マットレス上に設置する構造物の荷重を分散させ基礎地盤の支持力不足を改善する工法です。ハニカム構造のテラセル（グランドセル）が中詰材の砕石を拘束することで、立体かつ盤上の「マットレス」を形成し、構造物を設置する基礎地盤を補強します。

【特徴と効果】

・置き換え広報と比べ、対策する範囲を低減できます。
・材料が軽量かつ特殊作業を要しないため、施工性に優れ、工期短縮ができます。
・中詰材をテラセルに充填し拘束するため、側方流動を防止できます。
・不同沈下を抑制できます。

【テラセル（グランドセル）マットレス概要図】

【適用箇所】

・擁壁基礎（L型擁壁、重力式擁壁、逆T擁壁、補強土壁など）
・管路基礎
・クレーン基礎

【地盤対策工法比較】