発泡スチロール土木工法(EPS工法)
【概要】
発泡スチロール土木工法(EPS工法)とは、大型の発泡スチロール(EPS)ブロックを盛土材料として積み重ねていくもので、材料の軽量性、耐圧縮性、耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特性を有効利用する工法です。
極めて軽量で単位体積重量は一般的な土砂19kN/m3に対して、0.1~0.3kN/m3程度と、およそ100分の1となっています。
【特徴】
・軽量につき人力でもブロックを積み重ねて盛土構築が可能
・機械搬入が難しい急峻な土地や狭隘部での施工が可能
【用途】
EPS ブロックの特徴を生かして、「荷重軽減工法」「土圧低減工法」の大きく 2 つに分けられ、軟 弱地盤上の盛土、急傾斜地盛土、構造物の裏込め、直立壁、盛土の拡幅などに適用されています。 撤去も比較的容易なので昨今は仮設道路の盛土としても使用されています。 |
※「スチロダイアブロック」は(株)JSP様の商品名称です |