用語集
ア行
圧密排水試験 (あつみつはいすいしけん)三軸圧縮試験のうち、圧密した後、排水あるいは吸水を許し、供試体内に過剰間隙水圧が残らないように十分遅い速度でせん断する試験。英語名からCD(consolidated-drained)試験と略称する。得られた強度定数Cd、Φdは砂質土地盤の通常の安定検討や粘性土斜面の長期安定検討に用いられる。 |
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アプローチ (あぷろーち)鉄道や道路などの交差する箇所で、橋梁に接続する盛土部分をいう。 |
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安全率 (あんぜんりつ)構造物の安定度を示す指標。作用力と抵抗力の比で表される。 |
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一軸圧縮試験 (いちじくあっしゅくしけん)土の柱状供試体を軸方向に圧縮する試験。一軸圧縮強さquや変形係数E50が得られる。 |
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一軸圧縮強さ (いちじくあっしゅくつよさ)部材の軸方向の強さで、qu(N/mm2)で表される。 |
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内曲がり (うちまがり)(テールアルメ用語)テールアルメ壁のコーナー部でコーナーをはさんだ左右の角度が、盛土側から測って180度よりも小さいものを呼ぶ。反対語:外曲がり |
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埋戻し (うめもどし)構造物の地表面以下の掘削部分を、構造物の施工後に土砂で埋めて現状に復旧することをいう。 |
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裏込め (うらごめ)擁壁、橋台などの抗土圧構造物やカルバートなどの背面を土質材料で充てんすること。 |
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液状化 (えきじょうか)地震や浸透水圧などにより、ゆるい飽和した砂地盤のせん断強さが弱まりあたかも液体のような挙動を示す現象。 |
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液性限界 (えきせいげんかい)細粒土のコンシステンシー限界の一つで、土質によって異なる土の軟らかさ(硬さ)程度を示す含水比。土を練り返したときの液性状態と塑性状態の境界の含水比(WL)。 |
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SS400 (えすえすよんひゃく)一般構造用圧延鋼材。JIS G 3101。テールアルメ工法の補強材であるリブ付きストリップの材質である。 |
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SM490A (えすえむよんひゃくきゅうじゅうえい)溶接構造用圧延鋼材。JIS G 3106。テールアルメ工法の補強材である高強度リブ付きストリップの材質である。 |
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n値 (えぬち)標準貫入試験においてサンプラーが30㎝貫入するのに要する打撃回数のこと。この値より地盤の相対的な強度を想定する。 |
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円弧すべり (えんこすべり)斜面の崩壊形態の一つ。想定されるあらゆる円弧すべり面について、分割法などによってそのすべり面上の安全率(起動モーメントと抵抗モーメントの比率)を算出する解析法を円弧すべり面法などという。 |
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鉛直目地 (えんちょくめじ)不同沈下に対して過度の縦断方向の変形が生じないよう壁面部材間を鉛直方向に縁切り箇所をいう。 |
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応力 (おうりょく)単位面積あたりの作用力をいう。N/mm2、KN/m2を単位とする。引張応力、圧縮応力、せん断応力が基本的な応力となる。 |